青藍コミュニケーションズでは企業を対象とした法人向けサービスも展開しております。
中国語出張講義・教員派遣・企業研修
はじめに
昨今、社内で中国語講座または中国語勉強会を行う企業様が増えています。それぞれの会社の業務内容、環境はもちろんのこと、勉強の理由や目標も実に様々です。
例えば中国出張の際、取引先の会社が通訳の方を用意してくれますが、仕事以外の場面では言葉が通じず、寂しい思いをしたことはありませんか?
また、現地の通訳の方はとても優秀ですが、日本独自の表現になると訳が微妙にずれているようで、意思疎通が十分にできるとは言えません。更に「向こうの中国人スタッフは日本語がペラペラなのに、自分たちは、二―ハウ以外何もしゃべれないことが、実に情けない」と嘆く方も少なくありません。
そして最近は中国人社員を採用する企業も増えています。みんなで中国語を勉強したことによって、中国への理解が深まると同時に、社員間のコミュニケーションもよりスムーズになったと実感できる方がたくさんおられるのです。
青藍コミュニケーションズの法人向けの中国語講座は、プランやカリキュラムをご提示する前に、何度も会社訪問をさせていただきます。担当者と打合せして、学習希望者に会って、自らの体験やご要望を聞きます。それから勉強可能な時間やご予算に合わせてカリキュラムを構築してまいります。
これまで弊社は、アイテック阪神阪急株式会社やユニバーサルスタジオジャパン等の大企業で中国語講座を行い、たくさんの社員に中国語学習の楽しさを体験してもらいました。「中国出張に行った時、向こうの技術者が、私が中国語を勉強していることを知ってとても感心してくれました。それまで難航だった案件もそのおかげで一気に進みました。上手かどうかは別として、この「あなた達のために私は頑張っているよ」という姿勢がすごく大事なのだと思います。だから、これからも中国語の勉強をずっと続けていきます」。このお客様のエピソードが、いまだに心に響いています。
講座概要
中国語のネイティブ講師による企業向け中国語講座。
企業研修・講習会・セミナーなど様々な形式で「1 レッスン」から「短期・長期講座」までオーダーメイドで対応致します。中国語会話・文法・ビジネス中国語などについて系統的、かつ効率よく学習いたします。
テーマについては、語学関係は勿論のこと、中国の文化、歴史、政治、社会事情、風俗習慣などを含め、多彩な講義内容をご用意しております。
- ※費用は人数・ご要望に応じて、その都度御お見積りさせていただいております。下記フォームよりお問い合わせください。
- ※オーダー内容に応じてテキストとしてプリントを作成する場合、テキスト作成料(500 円程度/1 人) を別途頂戴いたします。
- ※派遣教師の交通費(実費) を別途頂戴いたします。
これまでの実績
大原学園、アイテック阪神阪急株式会社、ユニバーサルスタジオジャパン、北陸コンピュータ・サービス等 受講者の声はこちら
《企業向け短期講座の例》
短い期間を定めて企業向けに中国語の講座を行います。テーマは以下のような内容から幅広く設定可能です。
セミナー・講習会など目的に応じて講座をカスタマイズ、オリジナルテキストもご用意します。
テーマの実例
- ●中国語発音入門
- ●中国語発音矯正
- ●中国語をより効率的に勉強するためには
- ●漢字の知識を活かす
- ●簡体字について
- ●中国語それとも漢語?普通話とは?
- ●現代中国人の衣食住
- ●中国人と仲良くするためには
- ●中国人と商売を上手くするためには
- ●中国人のお客さんに商品を買ってもらうためには
- ●中国出張または駐在のために知っておきたいこと
- ●中国旅行のために知っておきたいこと
《企業向け長期講座の例》
◆企業向け長期講座 (12 レッスン〜 1 レッスン60 分)
中国語会話・文法・ビジネス中国語などについて系統的、かつ効率よく勉強していきます。
語学だけでなく中国の文化、歴史、政治、社会事情、風俗習慣などについて、ご要望に応じて取り組んでいきます。
◆長期講座の内容の目安
- 12回レッスンコース
- 発音の基本、文法の基礎及び自己紹介ができる程度の簡単な日常会話力が身につきます。
- 24回レッスンコース
- 中国語文法を系統的に習得し、日常生活に困らない程度の会話力が身につきます。24 回のレッスンが終わったら、多くの学習者は中国語検定試験の準4 級又は4 級( 入門~初級段階をクリアしたと評価) に合格が可能です。
- 48回レッスンコース
- 1人で中国へ行っても困らない程度の会話力が身につきます。また、書く訓練によってビジネス文書程度の文章が書けるようになります。48回のレッスンが終わったら、多くの学習者は中国語検定試験の3級( 中級段階が終わったと評価) に合格が可能です。
就職する際に検定3 級以上なら評価されます。
企業研修/中国語講座を終えて
受講者の声
翻訳・ナレーション
中国語、韓国語、英語を含めて、多言語翻訳・ナレーションもお承りしております。
正しい中国語の発音や会話力ならお任せ下さい。アナウンサー経験のある講師も所属しております。講師紹介はこちら
※料金についてはご予算に合わせてご相談させていただきます。お気軽にフォームよりお問い合わせください。
翻訳実績例 『灯火』
2015 年1 月、中国作家協会の委託を受け、中国で最も権威のある純文学雑誌、『人民文学』の日本語版『灯火』の翻訳・編集の仕事を引き受けました。
日本を代表する中国文学の翻訳者飯塚容先生、渡辺新一先生、竹内良雄先生の監修下で、優秀な翻訳者たちが集まり、2015 年以降基本的に毎年一冊を刊行しています。蘇童、遅子建などのベテラン作家にとどまらず、包倬、葛亮などの新鋭作家の作品も日本人読者に紹介しています。なお、雑誌『灯火』は孔子学院の上級者クラスの教科書として使用されているようです。
『灯火』翻訳監修 中央大学教授
飯塚 容氏より
『灯火』は中国の著名な文学雑誌『人民文学』の日本語版として2015年に創刊されました。基本的に年一回の発行で、『人民文学』もしくはそれと同等の全国版文芸誌に最近10 年間に掲載された短篇小説および詩の秀作を翻訳し、掲載しています。中国の社会や文化、中国人の生活や思いを知り、日本人の中国理解を深めることが刊行の目的です。
雑誌創刊の準備段階において、当時青藍学園( 現青藍コミュニケションズ)の学園長である魏名婕さんに協力を求められました。中国側(『人民文学』編集部)との交渉、事務処理等において、優れた能力を発揮し、翻訳チームにとって欠かせない存在となっています。さらに、この雑誌の作品選択、訳文チェック、編集作業などにも携わってきました。とりわけ訳文の修正においては、ネイティブでなければわからない言葉のニュアンス、作品の背景にある中国の社会システム、中国人の慣習などについて、貴重なアドバイスを得ています。魏さんは日本語のセンスも大変すばらしく、しばしば私や訳者が思いつかなかった適切な訳語を提案してくれることもありました。本人の意思で「翻訳監修助手」という肩書になっていますが、魏さんをなくしてこの雑誌は成り立たないと言っても過言ではありません。
彼女が主宰している「青藍コミュニケーションズ」では、中国語から日本語、日本語から中国語、双方向の翻訳の授業があります。これから日中両国の文化交流を更に深めるためには、翻訳人材の養成が必要です。こうした民間の中国語学校から優秀な翻訳者が生まれ、今後の日中文化交流の場で活躍してくれることを期待しています。